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Ree(りぃ)
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中二
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ぷにち、すぐりん、オリジ
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絵描きみたいな文字書き。
好きなものを好きなときにかいてます Passヒント:結婚記念日 【創作について】 D-00のキャラを違うところで ちょこまか動かしてたりします。 超絶パロ厨 CategoriesツイッターNew CMAD |
PRIDE好き勝手ごった日記 (2次1次混同むしろここがメイン)PAGE | 833 832 831 830 829 828 827 826 825 824 823 | ADMIN | WRITE 2009.03.06 Fri 14:43:00 ちゃんとパロれ時 代 劇パロをまだやってみるwちょっと違う話、こっちも考えてた
できるだけ読みやすいようにしてるので時 代 劇っぽくない口調とかすいません 「・・・・傷跡など無かった、どうやった?」 「・・・・・・・。」 藩主邸に報告をあげたあと、藩主を殺した、 これで無念に死んだ友人の志は守られたかというと微妙だが・・ もう、藩の再建を目指した俺の志などない、本当にもう、ここに用はない、と、 大手門へと足を運ぶ最中、大目付に廊下にて話しかけられる。 どう、と言っても…今まさにそれと同じ技でアンタの上司を殺してきたのに それを言える訳もなく、ただ、沈黙したまま通り過ぎた 家に帰って来たはいいが何もすることが無くなってしまった、 それに急いでここを立ち去らないと藩主が死んだことが徐々に城中に広がって 大目付が俺を殺しに来る、 (といっても唯一の友人も死んだ城中で、俺に勝てるものなどいない) 囲炉裏の前で膝を抱え込んで冷える空気に耐えるように赤々と小さく燃える炭をみる 寒い、寒い、身体とか心とかじゃ足りない、すべてが寒い なぜだろう、この家にあったもので連想する 藩の再建を謳う尊敬してすべてを捧げてきた藩主が、 実は己の欲のためだけに俺を使っていたという事実を 俺に教える為だけに俺に殺された友のないことか、 目指すべき志を失ったことなのか、 囲炉裏の赤に、俺の隣に置かれた刀の鞘がその黒い漆で、鈍く光を反射した 前はこんなことなかったんだ、これさえあれば俺は生きていけると思ってた、 でも今はこれで失ってきた全部の物を思い出し、 叩き折ってしまいたいくらいだ、見たくもない。 いつもはこんな風にしてると、マカがなぜか この刀の今ある位置に俺の姿勢を真似して座って「何してるんだ?」って聞くと 「ブラック☆スターと同じ気持ちになろうとしてる」とか言って ワザと難しい顔を作って俺を笑わせていたが、 そんな大好きな彼女の温度もここにはない。 そこはお前の席じゃねェぞ、と刀を睨んでみるが当たり前に反応はない、 どう、してるんだろうかマカは、 ちゃんと幸せにあんな風に笑ってるんだろうか、 だったら、何もいうことなんてないのに、 今は、会いたくて会いたくて、たまらなく彼女の温もりが欲しいんだ 「さみぃよ、マカ・・・」 相変わらず冷え切って静まり返って俺の声だけを跳ね返す家に より一層ぎゅっと膝を抱え込んで、すぐやめて立ち上がって、 必要なものだけ全部まとめる、 ・・・憎たらしいが護身用にやっぱり刀を差した 用がすんだら一番に売り払ってやる。 もう俺が行くとこを縛り制限するモノなんてないんだ 相変わらずしみったれた我が家にひとり、ニヤリと嘲笑した、 武士なんて止めだっざまあみろ! 「じゃあなっ」 俺は家を出ると一目散に夜道を北へ走った、 「・・・嫁に行った?」 マカの故郷に立ち寄ると町の方の それは大棚の商人のところへ嫁に行ったという、 そんなに大きな店の奥さんになれたのだから 幸せにしてるのだろうとひどく安心した、 しかし、家の者はそれを言うなり泣き崩れてしまって話が聞けない、どうなってるんだ? 嫌な予感がして、すぐに荷物だけマカの実家において町へ向かう、 やっぱり刀を持ってきて正解だった、手形代わりに関所を通れる 聞いた店は確かに大きくて立派なもので、母屋は俺の家より大きい気がするくらいだ。 たくさんの奉公人や手代が店を行きかい活気に満ちていた やっぱり取り越し苦労だったかもしれない、 少しだけ心が緩んで久しぶりにマカに会えるかもしれないという期待に嬉しくなる 何か御用でしょうか?と俺の身なりを見て愛想よく笑う女将に 「マカに会いたい、居るか?」 と言うと、いきなり態度を変えられる、 「ウチのモノになんですか?」 「昔の奉公先の馴染だ、呼んで来てくれ」 何もおかしなことではない、嘗ての主人が奉公人だったものに 会いに来るなんて当たり前のことだ、なのにこの目の前の女は答えを渋る、 「・・・病気で寝込んでいます」 「!、だったら見舞いたい、部屋まで案内しろ」 「病状が良くないので、面会できません!」 「んだとっ!」 言い争いに周りが少しざわつきだすがそんなことを気にしている場合ではない、 一体いつから?重病で命に関わるものだったらどうしたらいいんだ、 ・・もうマカに会えないかもしれない、 次々に嫌なことばかり浮かんだ、やはり嫌な予感は当たっていたんだ それにしてもなぜ、この女将は俺をマカと会わせまいとするのか、まったくわからない 「・・・・勝手に上がるぞっ」 「まっ!」 廊下をずんずん突っ切って女を置いて奥の部屋を開ける、 果たしてこれがこんなに大きな店の嫁が寝ていていい場所なのか、 俺が眼にしたのは雑然と荷物が置かれ薄く埃被った倉庫のようなところで、 なんてひどいところに彼女は伏しているんだろう 「マカ・・俺だ、わかるか?」 「あっ、ブラック☆スター・・・来てくれたの?」 握った手は相変わらず小さいのに温かくて 俺が泣きそうになるほどの何かをくれるのに 「何も出せなくてごめんね」って困ったように微笑む、 ちがうんだ、そんな顔がみたかったワケじゃなくて胸が苦しくて切なくなる、 細いのに何日も食べてないようなもっと細くなった身体を ふわりと抱きしめたら驚いて頬を染めるマカ 好きだ好きだ、どうして気づかなかったんだろう、 俺はこんなにマカが大事で仕方ないのに、 ここはマカを笑わせることすらできないところで、 どうしてそんなところで彼女が幸せになれるなんて勝手に思ったんだろう マカの軽い身体を抱きかかえる 「え!?え、ええ!!?ブラック☆スター!?」 「お前ちょっと寝てろ☆」 「は!だだダメよっ何する気!?」 「帰る!」 来た廊下を来た時より少しばかり荷物(?)を抱えて戻っていく やっと来たらしい店主だろう男が女将に背中を押されて俺の前に来る こんな奴がマカの旦那だったとは、世も末だ 「マカは連れて帰るっ」(そんで俺が貰う!) 「人の家のモノを勝手にされては困ります」 「へェ・・マカに働かせて自分が遊んでただけだろ」 「っ今日だって朝から寝込んでてロクに働いてな「うるっせェ!」」 刀を抜いて店主の首に太刀を突きつける、 別に商人を叩っ斬っても武士を身分の傘に着てる俺は許される ざわつきが一瞬にして静まり返り、一気に男の顔が青くなった 「じゃあテメエが居なくなればマカを持って帰ってもいいのか?」 だいたいそうでなくても彼女のあまりにかわいそうな状態に 俺の怒りの許容量はすでに振り切れている、 このままスッパリ殺った方が幾分すっきりするだろう でもマカが泣きそうになりながら俺の名前を呼ぶので、 目の前の男に殺気を放ちながら刀を下ろす と、同時に場の空気が幾分か和んで、 動けずに居た周りの者たちはできるだけ関わらないように足早に逃げていく 「そんじゃあ連れて行く、二度とマカに関わんな」 「・・・・、」 「・・それと俺にも関わんな、俺の眼の届くところに居て命なんて保障しねぇ」 そういい残して立ち去ろうとすると女が通さないように前に出る 「どけ」 「どけません、こちらにも体裁があります」 「んなもんマカをこんな扱いしてる時点でねえだろ」 それでも首を振り「奉行所に訴えますよ」と言う女将に さすがに刀は向けられない、怒りで震える刀を 押さえつけるようにして声を張り上げた 「どこにでも言え!マカは俺が守るっ!!」 マカを抱きかかえたまま人混みを掻き分ける様に走って町を出た ************ とりあえずここまで、え、っていうかコレ続き書かなくちゃダメなの?ww こっちの方がモデルに近いけどでもやっぱり違うwwwwwww笑うしかないw PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |