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【創作について】
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愛の詩

王国パロをするするとこも太さんに言っていたのに、
スランプとかありえないのでとりあえず妄想総動員して

王国パロと学パロドッキングしてみた

・・・SSを書く(死ね)
追記に続々かきますブラマカ+ソウルでぱろぱろ

学パロ設定
★→高2
ソウル→★の同級生
マカ→高1

王国パロ設定
★→歩兵隊部隊長
マカ→性別を隠す王子




変な夢をみた。



俺がコスプレかと思うような西洋まがいの軍服を着て剣を差している、
どうやら戦争に行くらしい、たくさんの仲間と
鮮やかに国旗やら人の歓声やらで彩られた城を出て行く出立のパレードの中に俺はいた
でけえ声で俺を呼んで追いかけてくるのが視界に入った、少年なのか
少女なのかわからないその人物に足を止めて向き直ると、
薄い甘栗色の髪色と、深いエメラルド色の瞳に引き込まれて、
なぜかいますぐ目の前の存在を抱きしめたいと胸が熱くなっていく


俺が何かを言う前に目が覚めた





「すげえ映画見たときみたいにはっきり覚えてるんだぜ?」


通学途中に親友のソウルに話しかけると人の夢の話だから興味ないのはわかるが、
ちょっと態度に出すぎだろう、”つまらない”と顔に出しながら俺の隣を歩き欠伸をしていた



「夢だろ?」


「・・・そうだけどさ!」



ただ、夢の中に出てきただけの知らない存在の目の前のヤツはやけにリアルで
湧き上がる何かはまるで自分が実際に経験したかのように焼きついた、


大切で大切できっと自分はそいつの為に行ったのだろうとか思った
(さすが俺様。かっこいいな!)


夢は途中で覚めてしまったがなぜかそいつのいる夢の中にずっと居たいとさえ感じた、
あのまま居ればどうなっていたか見れたのだろうか?
ドラマの続きが気になるときみたいに思いを馳せながら車やバイクの騒音や
街の各店舗から流れてくる煩い雑音をかき消そうとイヤホンを取り出したとき、


どこかの店から古めかしい音楽が流れてくる



「おい、ブラック☆スター。古着屋の前で止まってんなよ、置いてくぞ」




”MuB i denn
muB i denn
Zum stadtele hinaus
Stadtele hinaus
Und du mein Schatz
blaibst hier”




全然知らねェ、何語だよとかよぎりながらも全く足が動かない、
いつもなら、何かの呪文みたいな歌を聞いたら英語の授業くらい眠くなる俺様なのに
さっきまでうざかった雑音の変わりに今度は声が頭の中で沸いたように流れた



『行ったらアンタは死ぬ』
『・・・そんなはっきり言うなよ、行かないでとかもっと可愛く言えねえのかお前は』
『行ったら行かないでくれるの?』
『マカ!』
『わかってるよ、私が言ったことだもんね、
でも皆とブラック☆スターを測りにかけるなんてできないよ』
『・・バカじゃねえの?俺は死にに行くんじゃねえ』
『・・・ばかっていうなばか、』
『マカと、・・俺の全部を守りに行くんだ、それまで死ねないだろっ』
『っ!!口になにすっ!!っつ~このバカ!』

『マカっ、大好きだ!』




死ぬわけでもねえのに走馬灯みたいに流すのやめろよなっとか思いながらも
聞き入りすぎて、ソウルがでけえ声で俺の名前を呼んでいるとわかるまでちょっとかかった。



「おまえ!何泣いてんだよ!?」


「・・・は?」



それさえも全然わからなくて、言われてからボロボロなんか頬を流れてる水分に気づく、
知るかよ、俺が聞きてえよ、なんで俺は泣いてて、
なんで次から次へと押し寄せる押しつぶされそうなほど、
悔しいとか、悲しいとかいう感情が溢れてくるのかもわからない



「大丈夫かっ!?」


「うっせっ・・・」



そりゃ親友がいきなり泣き出したら混乱するよな、
俺は大丈夫だと言いながら片手で顔を下に向けながら目頭を押さえる
(何やってんだ俺、何気に初めて泣いたかもしんねえ、かっこわりぃ)

とりあえず足をなんとか動かして学校へ向かおうとしたとき、
俺の隣に誰か立ち止まっていたことに気づいて
もしかして泣き顔見られたかもしんねえ最悪だとか思いながら
なんとなく目だけで追った瞬間また俺の足は、、

いやその場の全部が進むのを止めた





同じようにその歌に泣いて立ち止まっているのは


間違うはずない深い新緑色の瞳



装いは夢とは全く違うセーラー服で、
今更やっぱ女の子だったんだなとかよぎったとほぼ同時に
涙でいっぱいの大きな瞳がこっちに気づく





「・・・・え、ブラック☆スターっ?」



今初めて出会った彼女がなぜ知っているのか、という疑問はともかく
夢のときと同じようにこの少女の口が俺の名前を紡ぐと
自分の名前なのに、まるで違うヤツの名前を聞いているように新鮮に聞こえる、

”行かねば行かねばなりません、
彼方の町へと、貴方を此処に残して”



(向かい合う二人の立ち位置は同じなのに、違うのは、
俺様は戦場に行くんじゃない、学校に行くということ)




夢のつづきのつづき、
「すまん、いきなり好きだ!」
「なっ!////」
「えええええブラック☆スター!!お前ホントに大丈夫か!?」







END


歌はド イ ツ 語ですが
字がなかったので英語で似たような文字代用(死ねよ)
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