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背徳の青

お先に拍手レス
08/06「虹ツナを増やしてください!!」
はい!!モチロンこれから増えますvv
まず、目先のイベントとか原稿とか終わらせなくてはならないので
先送りになってますが、ちゃんと増えていきますよvvv
だって大好きですからv(はいはい)
最近リボ様にメロメロなんですから!!(あ、もとからかあ~///)

本日は高校のときの部活の野郎共と飲み会です!!
みんな大人になってるのかなあ~(んなワケないか)
ほぼ全員がオタクです(あれ?)理解者ばかりで
いま思えば柳は高校時代恵まれていたのかもしれません;


ってことで(?)
山ツナSS
本誌のツっくんが死んだ件について
こんなんだったらいいなあ的な



神の墓に跪け






奥深い森の中、棺に入った人に
努めていつもの調子で話しかける

「なあツナ、寝てねぇで俺らにいつもみたいに話しかけてくれよ」



返事の無い乾いた空気がむなしい




普段ならごめん寝過ごした?って言って申し訳なさそうに笑って
それでもきちんと現状を理解した上の命令をくれるのに
棺の中のツナはピクリとも反応しない

「ツナ・・・」

冷たい頬に触れる

こんなことしたらびっくりして顔を赤めて少し文句を言った後
俺の大好きな微笑みを返してくれるのに




後悔ばかりが体を駆け巡る


会合の日、俺は会合の舞台のオフィスビルの入り口付近で見張り役をしていた

会議が始まる時間とほぼ同時に鳴り響いた銃声
思わず会合場所であるであろうと思われる部屋を下から見上げた
様子はわからない

わからないけど血が一気に冷たくなるような
すごく嫌な予感がして心臓をわしづかみにされたように
そこから微動だにできなかった





きっとあのときツナは俺の手の届かないずっと遠くへ行ってしまったんだ




思い出すとまたその感覚が襲ってきて
自分の手を見るとあれからずいぶん経つというのに手が震えている




「・・・俺、情けないよな」

山本はなんの表情もなくただ
もう、返事を返してくれない白い、白い恋人を見る

「ん?ネクタイ曲がってるぜ?」



普段ならこんな少しのネクタイの曲がりも
右腕である獄寺が直してくれるというのに、
さすがに異常なほど敬愛していたツナの死がショックなのか
獄寺はツナの死体の傍には近寄ってこない
逆に山本はツナが死んでからずっと死体の傍から離れない
いつもは忙しさで傍にいる時間がお互い短くて、不満を言い合ったりしていたのに
死んでからのほうが長い時間一緒にいると言うのも変な話だ
白いスーツに身を包んだツナの襟元がきちんとなるように
黒いネクタイの皺も直してやる

「よし!これでいつものツナだな」

ニカっと笑いかけた後
時雨金時を強引に掴むと
勢いよく立ち上がる






「待ってろよ、ツナ」


棺に背を向けると殺気をこめた瞳で晴れ渡る空を睨んだ

君の体温も声も一瞬にして掻っ攫われてしまった



いつまでもしょぼくれて自分の上に広がる青に
嘲われているわけにはいかないし



やっぱ、負けっぱなしではいられないだろ?


すべてを奪い返してやる



END


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