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あの日の空がみたかった

ええっと携帯でこそこそ書いてた100題アップです。
なんと今回も死にネタだぜ!きゃっほーー☆(なぜそうまで明るい;)
もうこれは慣れってやつですね!←こいつ言っちゃったよ!!?
ってかなにこれ?自分の文才のなさに吐き気をもよおしますねv(え
ちなみに珍しくヒバツナですよん(^w^)
んで、当然のように10年後ですvあは


ではではどうぞ~
あの日の空がみたかった




ねえ、きみはこれで満足なのかい?
僕は実に不愉快な思いしかさせられていないのだけれど
死に際に恋人にも会えなかって言うのになにめちゃくちゃ微笑んでんのさ
これじゃあ僕だけが君のことを好きだったみたいじゃないか
こんな顔してるときはたいてい僕も笑えたのに今は毛ほどもおもしろくないよ
実は死んだふりとかして騙そうって魂胆じゃないだろうね?





・・・・・咬み殺すよ


はじめて雲雀はそっと沢田綱吉という人間であったであろうものに手を触れた
人形のように冷たくて硬い感触、以前に触れたときの暖かくて柔らかい感触とは似ても似つかない

初めてツナの“死”というものをリアルに感じた瞬間だった




当初、綱吉の死亡の知らせを受けた雲雀は内心自分は狂うんじゃないかと思っていた
でも今の思考はきわめて醒めていて冷静そのもの
心はまるでツナと一緒に昼寝でもしているかのようにいつになく静かだった
ただポッカリとどでかい穴が空いてしまって景色はブラインダー越しに見るかのようにはっきり見えない


「そうか・・」


唐突に理解する
なぜこんなにも冷静でいられるのか
それはこれから自分がする行動もすべてここに来るまでに整理がついていたからだ


めったに銃を使わないヒバリだが一応護身用にとツナから渡されたハンドガンをスーツの内側から取り出す
淡々と呼吸でもするかのように自然なしぐさで安全装置をはずし銃口を自分のこめかみに当てた


最期に大空をみて死にたかったので(ホントは生きたツナが一番よかったけど)天を仰ぐ
でも今の雲雀の期待とは程遠い、見るに値しないつまらない色に見えた



トリガーを一気に引く、日常的に聞きなれた音が響いて気が遠くなっていく
部下たちが声を上げるが正直どうでもいい

『つまらない色』と思った空をこれ以上見ていたくなくて目を閉じた







どう足掻いても、あの空と同じ色は作り出せない






(だって君はもう)

笑ってはくれないのだから






コメ
なぜにこんなわかりずらいSSを書いてしまうのか・・・
雲雀さんは空の晴れ渡った色が好きだと思っていたけど
実はツナと見る空が一番好きだったことを
死ぬ間際に初めてわかったみたいな瞬間を描写したかったんです・・
へへ罪悪感しかヤナギには残ってねーよw
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