PRIDE

１００題アップですｖ
骸ツナですがこれってどのへんだ？えっとたぶん霧戦あとの夜くらい（アバウト）
骸ツナ私的かなり好きなんですが
壊れてるか変態かダークかってかんじ？（ひでえ・・）
今回はまじめに骸ツナです（真面目？）

まあ、なにはともあれ苦情なしの方向でお願いしときますｖ

虚像の君




「っ骸！！？」

なんなんだよ
あんな水槽みたいなところに追いやられて
全然お前らしくない
リボーンは

「あいつがしたことを忘れたらだめだ」

っていうけど、でも、でも


助けたいと思ってしまうんだ



自分でもわからないよ
どうしてあんなひどいことした奴を助けたくなるかなんて

しかも憎まれ口たたいてまで
守護者として俺の側にきてくれたことも
うれしいと感じてしまっている自分がいるんだ


霧戦の晩、俺はよく寝付けなかった
もうリボーンなんかぐっすり寝ちまってるし
（なんか目開けたままだけど）
満月なのか薄暗くて周りがよく見える

早く寝なくちゃ。明日もまだ戦いは続いているんだ
そう思って目を無理やり閉じた



瞬間頭の中に流れ込んでくる何か


「！！つっ！？」


このかんじ・・・


「骸？」

『やっと聞こえましたか？』


俺の部屋にいたはずなのに周りが闇に包まれる
でも骸の姿だけははっきりと映る

骸の身体からは配線かなにかの管みたいなものがたくさん出ていて
痛々しくて・・・

いや、絶対心地よくはないだろうに
俺のせいだとか、愚痴とかいっそのことやつあたりでもしてくれれば
少しは気がまぎれるのに
前に会ったときよりも優しい笑みを俺にむけていて


それが俺にとっては一番痛いことで


「おっまえ・・なに繋がれてんだよ！おまえらしくない・・っ」


ってやっとのことで皮肉をいってやれば

『そうですね。・・・それでも貴方に会いたかった』

予想外のことを言ってのけるので俺はただ驚くしかなく
やっとの思いで開いたくちから必死に声を出す


「な・・・ん・で・・？」


目を細めて微笑む骸は男の俺から見てもとても綺麗で見惚れてしまう
呆けている俺を察してクスっと笑ってじっと俺の瞳を捕らえると



『「なぜ？」ですか？』

『魂の求めに「なぜ？」などいらないのですよツナヨシくん？』



骸に無理やり視線を合わさせられた状態で
俺から視線をそらせられるのに、できない。


「あ・・・・」


場違いに涙が一筋、流れる
お前とおれは確かに今会話していて


今、わかってしまったことだけど、こんなにも求めている


会いたくて、触れたくて・・・
それでもどれだけ手を伸ばしても、君には届かなくて


『ね？わかってしまうと簡単なことでしょう？』


そういう骸も顔が悲しそうに歪んでいる
近づいていって額をあわせ瞳を閉じる
感触も、ぬくもりすら伝わってこない
でも目を開いたときに骸が映っているというだけで愛しくて

切なげに微笑み合いながら虚像の想い人に口付けた







コメ
なんでしょうねほんと・・意味わからん。とりあえず骸さんに「ツナヨシくん」って言わせてみたかったんだと思いますｖｴﾍ