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でてきた小話2

フォルダ整理以下略(笑)


脳噛で笹ヤコ
(すまん、好きだ!!!!は!笹ヤコてシュタマカっぽい←)
これは高校の(ry





俺は近々彼女に殺されてしまうんじゃないかと思う




完全犯罪[笹ヤコ]




どこにいてもマイペースで居るのが当たり前のようにその場に溶け込んでしまう、
どこからどうみても、ごくごく普通の、賑やかな女子高生。



無邪気な表情に安心感すら覚えるし、食欲旺盛なのか
ときおり物欲しそうに食い物やのショーケースをみているのがかわいいと思う

一回りも年の幼い少女にこんな気持ちを抱くのはおかしいだろうか。

いや、おかしいのだろう

毎回、自分自身に驚きを隠せない(隠しているが)

何かにつけて彼女に会いに行きたくなってしまうし、
疑うことを知らない彼女が快く笑顔で迎えてくれるだけでどうしようもなくうれしい



今もそう


「笹塚さん!」




と、街中でその声で名前を呼ばれるだけで心臓が跳ね上がる
見かけて走って来てくれたのだろうか、肩で息をしている

少し上気した頬が愛らしい


「どうした、ヤコちゃん」

いつもの調子を内心一生懸命維持しようとする


彼女はというとハタと一瞬動きが停止したあと
恥じらいを含んだ困ったような笑顔をして、頬をかきながら



「自分でもよくわかんないんですけど、笹塚さん見かけたら走って来ちゃって」



・・・それは、、

頭で考えるより先に俺のことを想って、動いてくれた、ということだろうか





心拍数が一気にあがった





ちょうど車を駐車場へと取りに良くところだったので送っていこうと

いう話の途中でやっと右手の違和感に気づいた



「熱い――」



「へ?」




思った以上に目の前の小さな少女に参ってるらしい、
すっかり中指と人差し指の間にあった紫煙をひく熱の存在をどこかへ置いていた、

しっかり火傷になっている



とたん俺ではなく彼女が青ざめる


「ええええ!?っ笹塚さん大丈夫ですか!!?」



俺の指を、冬の寒さで冷たくなった、彼女の手先が、包む、
冷たいので指の熱を冷ますのには丁度いいのかもしれないが




今、そんなことを考えている余裕はない



瞬間、二、三歩後ずさった



「さ、笹塚さん?」




どうしてこんなことになるのか、この際、誰でも良いので助けて欲しい
指を掴んでいた彼女は、俺に、少し引っ張られる形になって


倒れこんで来てしまった




警報が頭に響く、耳元でわかるほど心臓がうるさい

彼女に聞こえてしまうんじゃないだろうか




固まってしまった俺を和ませようと


「えへへ、こうしてると暖かいですね」



上目遣いで笑った彼女に





無自覚な殺意をみた



世界はいつも、俺の気持ちなんて推し量ってはくれない


END
 

 

 

 

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