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どうしてあなたを

第2回目は10年後リボツナってことで

でたよマイナー( ̄□ ̄;)!!

2回目にして!?(笑)ってかんじですが
つきあってくださるとうれしいかな?/////
(そんな人は神だよ)


こんなふうにはなってほしくない的リボツナなのですが;
(だったら書くなよってかんじ?)

ってわけでSSSリボツナ10年後へ
ジレンマ


「まっ待ってくれ!俺は言われたとおりにやっただけなんだ!!」

必死に助けを懇願する茶系のスーツを着た茶髪の男

「フンっ、言い訳とは見苦しいな」

目の前の男を冷徹なまなざしで銃口を向け安全装置をカチリとはずす黒スーツに身を包んだ瞳も髪も闇色の青年

2秒後には路地裏に銃声がこだました

男が死んだのが確認できると
暗がりでもわかる端正な顔立ちに狂気からくる禍々しい笑みが浮かぶ




この青年リボーンがイタリアに帰ってきてだれもが囁いた

彼は前にも増して非情になったと

全てのものの言葉を聞くのが煩わしいとでも言うように
最低限のことばで依頼をうけ、どんな不条理な殺しでも請け負う


皆がそのかわりように疑問をもった。
だが一番有力な情報はというと不確かだが
日本でボンゴレの依頼を失敗してから人が変わったように裏の世界にのめりこんだと
まるで日本でのことを忘れようとしているように見えると



路地裏から出てきて、微々たるものだが返り血を浴びていることに気付く

「チッ、少し血がついたな」

らしくない、と空を仰ぐまだ日が昇る時間には少し間があるようで
青暗いそらが広がるせいか空が狭く見える 


いつもは標的の血一滴スーツにつけないというのに


それもこれも全部今しがた殺した男の外見があのダメな元生徒を思い出させるからだ。

リボーンは沢田綱吉をイタリアに連れて来なかった
違う、自分が連れて来れなかったんだ
連れて来るよう言われている期限が近づくに連れて
リボーンの中でツナは大きな存在になっていった
今では存在意義だと言っていいほどに・・


この世界へ連れて来てしまえばいつも死と隣りあわせでいなければならない
自分はいつ死んでもいい。しかしツナは死なせたくない

(こんな暗く冷たい世界へ連れて行きたくない)

身勝手だということもわかっている

最後にはツナは行きたがっていたことも知っている

そして自分を思っていてくれたことも

こんなに自身が弱い生き物だとは思わなかった
世界一のヒットマンがたったひとりの少年の死を思っただけで
震えるほどに怖いのだ

だから置いてきた。恐怖は確かに消えてなくなって、でもやはり問題が起こった

会いたいと思ってしまうのだ。

いつもいつも、ツナ・ツナ・ツナ・・・


事あるごとにツナを思い出す自分
もう笑うしかないほどの身勝手さ、この期に及んで会いたいなどまさに愚の骨頂。

ヒットマンである俺が会いに行けばそれだけで
またあの恐怖がよみがえってくるというのに。
御しきれないほどのジレンマに、考える時間、会いに行く暇など与えないよう仕事に没頭する



まだ薄暗い街をあてもなく歩く
そしてこんなときにでも思ってしまうのだ


緩やかな流れの中に、どうして私はあなたを置いてきてしまったのだろう
(でも迎えに行けば・・・ほら、またジレンマ)





お題【緩やかな流れの中に、どうして私はあなたを置いてきてしまったのだろう】
追憶の苑からお借りしましたv
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