PRIDE

誰もが一度くらい集めたね。
未だに持ってます
(ポ/ケモンもあるよ。笑)





あまりにブララグキターとかいうのと
ブラマカ萌ええええｖｖｖが一緒に頭に混在しているので
いっそのこと混ぜてみましたｖｖ
追記はブラマカでブララグパロ（しかも小説）

ブラマカでロベガ/ルパロ（すいません、先に謝罪）






骨の砕ける音、血が飛び散る光景

死の匂い



目にするのは初めてじゃないのに行為者が
彼であるだけで嫌だった

やめて、やめてよ、
もう仇なんてどうでもいいんだから
はやく一緒に帰ろう

もう血を浴びることなんてしないでよ


今、出て行っても私は彼を止められないかもしれない、
けど出て行かずにはいられなくて身体が前に動いた

あまりにひどい光景にわたしのその後の意識はない


完全にひとりの人間の生命が消えた瞬間の静寂、
パイプが転がる音がやけに響いて
すぐに今まで殴ってたすでに頭のない死体から目を外して
気配の方をみた、新手の敵にしては早すぎる

「だ、・・・」

誰だ、の続きは出なかった

目の前にあるのは錯覚じゃない
いや、錯覚であって欲しい人間が
最も見られたくない瞬間に現れた

「ま、マカ、…あ・・あ゛あ、あ゛あ゛」

マカの前で俺は何をしている？


今まで血と硝煙を浴びた身体
汚い人間を葬った手

何一つ綺麗なマカの前にさらしていい姿じゃない

全身が恐怖で震えた、

「お願いだ、お、ね・・い・・・見ないでくれ…」


ただ物言わず立つ彼女を見れるわけもなく
懇願するように口にした

ゴトン、と一際大きな音がして
慌ててみやると倒れたマカ、すぐに走り寄る

「もうダメ、だめダメ…ダメだよ」
人を殺める姿なんて嫌だよ、やめて


ショックで失神状態に近いマカ
柔らかな頬を伝う涙が痛々しい

「マカ！、どうしたらっ・・マカっマカ！、」



『この結末を回避するために君はわたしを見続けていたはずだ』
こんなときにまで話しかける実体のない虚像
勝手に俺の中に入ってきて…お前は所詮薬の副作用で見る幻覚だろ？

「いつまで、つきまとう気だ」
『わたしが？、違うよ君が忘れないだけだ」

君がテロリストを装い
日本人技術者２名を殺したのはもう７年も前のことだ
処刑の前に君はわたしの家族の写真を破り捨てた。
君としてはささいなことだったに違いない、だが――
それは多くの小さな傷のひとつとなって君に残った。
暴力の中では感じることのなかったその傷が、
穏やかな平和の中でどのように膿んでただれていくかを、

若い君は気付けなかった

君にはその目の前の子が必要だった。
彼女と共に育んでいけば、いつかは傷も癒えることもあっただろう
だが、機会を台無しにしたのは君自身だ

「じゃあ俺はどうすれば俺は許された？」

それとも永遠に許されないならどんな顔をして
マカの居るあの屋敷で暮らしていけばよかったんだ？

お前はそうやってずっと追いかけてきただろ？
俺に絶対に忘れさせないために

「マカまで、こんな！……、？」

ああ、そうか。



今この場には誰も居ないはずだ、誰も

だって俺が全員殺したんだから

お前も幻、なら目の前に映る
マカの姿さえも幻覚なんじゃないのか？


「なんだ。あはは。」
こんなもんをみせてまで、やっつけたいか？俺を


そうだこんな所に彼女がいるわけないんだ
マカは俺が狐共の首を狩って、荘園に戻るのを待ってる
俺ももう嘘を見せずにすむ、
失われた犠牲は帰ってこなくてもマカはまた笑って、
笑ってくれるしみんな元通りになるんだ

「でも」

こんなに酷い姿の彼女の幻覚をたとえ嘘でも
俺の一番みたくなかったものをみせたんだ、
「許さねえからなお前」

『彼女はここに居る、
心配でここまでやって来たのだろう彼女ならそうするさ、
君の敬愛するマカ・アルバーンなら』
「あは、はははは、だまれ。」

その辺に見あたった銃を拾い上げた
お前のような残像の言うことなんて嘘っぱちだ

最も愛する彼女の"映像"に向かって銃口を合わせる


おまえもマカもだれもいない
今それを、


「たしかめてみせてやる」

end



いいい違和感ねええええ！！
ちょっとセリフいじりましたがこんなんです。
モノホンだって気付けよおい。的な…
ブラスタをヤ/クづけにしてごめんなさい（ひたすら土下座）
でもこのシーン切なくて好きなんだ