PRIDE

ブラッ/ディマ/ンデイ（以下略
なJ×KのJバージョン。

・・・妄想とまらんかった（爆

永劫留まる（J×K）






３、

２、

１、



「・・・・０、」



スーツケースを運ばせている男達が疑問の色を顔に浮かべてこちらをみるが
僕は笑顔を作ったままなにを返すわけでもなく

携帯を開いて見知った番号を押した。



最後は結局僕の方程式どおりにKは死んだはず、
狂わされた作戦など必要ない、

また時を選んでやり直し、
そのときには当然彼女はとなりに居ないワケだ、


なんだろうか、

少し残念だ、とか思っている自分がいる



「お前、今、どこにいる」

「どこにもいない、でもどこにでもいるよ」



携帯への意味の無い返答、僕は彼に何を聞きたいのか、

（まさかKの最期はどうだった？なんて、ね、）


守るモノがある人間は弱い、
（彼女は、僕には重過ぎるから、消えてもらった）
だけど、守るモノがない人間は守るモノがある人間には勝てない
（だからファルコン…高木藤丸という人間に、僕は負けた）


それでもKが守った宝石箱はここにある、


いつだってふたりでみた、『神』にはなれるし、
彼女が死んだ今、

方程式も、もう狂わない、


耳障りなノイズのひどい人混みを裂いて歩く、


浮かんだのは消して微笑まない、意思の塊のような彼女、
（きっと笑めば綺麗だっただろうな、）

頬を伝ったものは方程式外、


いつも彼女は僕の計算を崩す、


「やってくれるよね・・・」



結局僕は弱い人間以下の人間になってしまったのに、それを認めたくないんだ、、




永劫留まる愛しい人
僕の君はこれでずっと僕と共にいるはずなんだ



君の死を悲しむ感情なんて認めない

end