PRIDE

またもや一日飛んで１００題です。
そしてツナ視点でつづきます（マジでか？）

私自身ここまでながくなったことないのですが
これはもうコピ本にするべきか・・・

なにはともあれどうぞ～

アンサートーカー




リボーンがイタリアに帰ってしまって３週間が経った


なにもかわることなく俺は普段の生活を送っている

相変わらずランボもイーピンも少し身体だけ大きくなったかんじで家は騒がしく
山本と獄寺くんも相変わらず仲良くなれず
（今はどちらが本当の親友かで争っている）



ただリボーンがいないだけ




まるですべてが夢のようだったと思う

いや、実際リボーンという家庭教師のヒットマンは存在しなくて
マフィアだのボンゴレ１０代目だのというのは
俺の想像が生み出した産物だったんじゃないかと
思っても不思議ではないくらい、いつもどりだ



唯一存在を確かめられるのは俺の心の空虚感
まるで大きな穴でも空いてしまったようにポッカリと
風邪が通り抜けているようで
何をするきも起きない、鏡を見たときには驚いた



あのときのリボーンと同じ眼を自分がしていたのだから




何も考えていないような虚ろで深い、あきらめてしまったような瞳


あきらめる？何を？



俺のことはわかる

リボーンへの想いこと
あたりまえだ、対象がいなくなってしまったのだから
今更どうしようもない





じゃあリボーンは？



おまえは何をあきらめたんだ？俺のこと？
そんなに資質なかったのか？
でも、俺はおまえに答えようと必死に頑張っていたじゃないか






一体、あの瞳に写っていたものはなんだ？





この問答を俺はリボーンが居なくなってからひたすら繰り返していた
もう何回目かすら覚えていないほどに


「おまえ、俺の家庭教師じゃなかったのかよ・・」


答えてよ先生・・・・。


答えなんて何処にも無い、あるのはただ
居なくなってしまった答えてくれる人への問いばかり



お題【答えなんて何処にも無い、あるのはただ】